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世界の格闘家のファイトマネーはどれくらい?ランキングトップ10は?
「〇〇高校の△△△がケンカ強いらしいぜ」
「誰が強いか」は生物としての本能ですよね。
多くの人は年を重ね、この競争から降りていきます。
しかし、大人になっても(ルールの元で)この競争を続けられる。
それが格闘技です。
今日も様々な競技で「あいつより俺の方が強い」としのぎを削り合っています。
日本では格闘技一本でお金を稼ぐのは非常に難しいのが現状です。
昼はサラリーマンやジムのインストラクターと掛け持ちをして生計を立てています。
では、格闘家は儲からないのでしょうか。
答えはNOです。
格闘家も世界トップクラスになると恐ろしい桁を稼いでいます。
「ファイトマネーが◯億円!」
「PPVの売り上げが◯万件!」
なんてザラ。
世界で格闘家は立派な職義として認められており、日本とは市場規模が違うのです。
そして、世界ではファイトマネーが公開されるのが一般的。
今回は公開されているファイトマネー情報を集めて見ました。
ぜひ、最後までお付き合いくださいね。
目次
世界の格闘家ファイトマネー 最も稼ぐ10人は誰だ?
どんな競技が儲かっているのか。
これから格闘技を始める人、お子様に格闘技を習わせたい親御さんも少し気になるところですよね。
ここでは当サイトが世界の格闘家のファイトマネー情報から独断と偏見で10位から1位まで纏めてみました。
色々な視点から楽しんでみてくださいね。
10位 ワシル・ロマチェンコ【ボクシング】(約3億4千万円)
写真はイメージです。
10位はウクライナの英雄ワシル・ロマチェンコ。
まずはボクサーですね。3億4千万円・・・。
2008年北京オリンピックではフェザー級、2012年ロンドンオリンピックではライト級で金メダルを獲得。
次に、2013年にプロに転向、3戦目にWBO王座へ挑戦し、世界王座獲得。
その後、WBO世界スーパー・フェザー級、WBA世界ライト級王座、同スーパー王座を獲得。
2020年10月にはIBF王者テオフィモ・ロペスとの4団体統一王座戦に敗れ、全タイトルを失いますが、
2021年にラスベガスで中谷正義とノンタイトル戦で勝利し復活の狼煙を上げます。
しかし、2022年のロシアのウクライナ侵攻によりウクライナ軍に入隊。
無事にボクシングの舞台へ戻ってきてくれることを願うばかりです。
9位 ハビブ・ヌルマゴメドフ【MMA[総合格闘家]】(約9億円)
続いて9位は元UFCライト級王者のハビブ・ヌルマゴメドフです。
2008年にMMAデビューし無敗のまま2011年にUFCに参戦。
なんとUFCでも無敗のまま2018年4月悲願の王座を獲得。
その半年後には初防衛戦で伝説の「 vs マクレガー」です。
4Rにネッククランクで勝利するも、マクレガー陣営との大乱闘で1年出場停止に。
その後、2度の防衛を果たし、2020年10月にジャスティン・ゲイジー戦に勝利後に引退を発表。
現在は自身が設立した団体「Eagle FC」のプロモーターを務めています。
しかしまだ33歳、復帰への期待が高まります。
8位 アリスター・オーフレイム【MMA[総合格闘家]】(約10億円)
続いて8位は日本のファンにもお馴染みアリスター・オーフレイム。
初来日はリングスに参戦した1999年まで遡ります。
2002年にはPRIDE、HERO’s、DREAM、Strikeforceに参戦。
そして、2010年にはK-1 WORLD GP優勝を果たし、Strikeforceではヘビー級タイトルを獲得。
その後、Strikeforceがズッファに買収されるとUFCへ移籍。
通算12勝6敗の成績を残しています。
現在はUFCから離れ、キックボクシング団体「GLORY」に参戦。
Strikeforce王者のままUFCに参戦したことからファイトマネーは初参戦から高額であったとか。
2020年にザ・サンが報じたUFCファイトマネーランキングでは約10億円と報じられています。
7位 ゲンナジー・ゴロフキン 【ボクシング】(約23億円)
そして7位は「GGG」ことゲンナジー・ゴロフキン。
アマチュアで無類の強さを誇り、アテネオリンピックでは銀メダルを獲得。
2006年にプロ転向を果たすと2010年にWBA世界ミドル級王者。
2014年にWBC、2015年にIBFミドル級王者を獲得。
あっという間に3団体統一。
2018年にサウル・アルバレスに敗れ、WBA,WBC王座から陥落します。
その後、2019年にセルゲイ・デレフヤンチェンコに勝利し、IBF王座を獲得。
2022年4月にはWBAミドル級王者村田諒太とWBAスーパー王座とIBFミドル級王者統一戦を行い、見事に勝利しています。
6位 コナー・マクレガー【MMA[総合格闘家]】(約24億円)
ついに出てきました6位はUFC2階級制覇王者「ザ・ノートリアス」こと総合格闘家のコナー・マクレガー選手。
12歳でボクシングを始め、16歳でMMAへ転向。
なんと生活保護を受けながら練習し、2013 年にUFCへ参戦。
2015年7月に当時UFCフェザー級王者を7度防衛し絶対王者ジョセ・アルドに挑戦。
1R13秒に左フックでKO勝ちしUFCタイトルマッチ最速勝利記録を樹立しました。
翌2016年には当時ライト級王者エディ・アルバレスとタイトル戦で2RKO勝利、2階級王者に。
2017年にはボクシング5階級王者フロイド・メイウェザーとボクシングで対戦。
試合前のトラッシュトーク盛り上がりPPVはボクシング史上2位の430万件超えに。
スポンサー契約等を含めた売り上げはなんと6億ドル(約675億円)を超えます。
その後2018年に当時のUFCライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフに4R1本負けを喫します。
最近2戦はダスティン・ポイエーに2連敗を喫し2戦目で足を骨折。
ただ、2021年は1試合のみでもアスリート長者番付で1位に。
唯一のファイトマネーでもPPV含め24億円という破格の金額。
自身のウイスキーブランドの株を175億円で売却するなど、ビジネスも絶好調です。
5位 タイ デオンテイ・ワイルダー【ボクシング】(約31億円)
まず一人目は「The Bronze Bomber(銅の爆撃機)」ことデオンティ・ワイルダー選手。
ワイルダーは2008年北京オリンピックヘビー級銅メダリストで、同年プロに転向。
2015年にWBC世界ヘビー級王者(当時)のバーメイン・スタインバーンを下して王座獲得。
その後はWBC王座を10度も防衛しますが、2020年にその牙城が崩れます。
相手はタイソン・フューリー。
過去に防衛戦で対戦し引き分けで辛くも防衛を果たした相手でした。
2度目の対戦は3回、5回とダウン、7回にタオルが投入されプロ転向後初の敗北。
ついに10度防衛してきたタイトルがその手から滑り落ちました。
その後、紆余曲折あり2021年10月にフューリーと3度目の再戦。
この試合も11回にKO負けを喫し、2連敗。
今後絶対王者へ返り咲くことはあるのでしょうか。
5位 タイソン・フューリー【ボクシング】(約31億円)
同じ4位タイにワイルダーの宿敵であり、現WBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー選手。
アマチュア時代にはオリンピック出場を目指していたものの、出場はできずプロ転向。
2008年に転向後はIBF,WBO,WBAスーパー王座を獲得。
絶対的な強さを見せていましたが、2016年6月にドーピング疑惑が取り沙汰されると、IBF王座を剥奪されます。
その後は所持していたタイトルを全て返上。
英国ドーピング管理委員会からボクシング資格の停止を言い渡されます。
そして2017年にプロライセンスが停止され、そのまま引退。
その後、ドーピング失格処分が言い渡され2年間の資格停止処分を受け入れます。(直近の試合からの2年)
停止処分が開けた2018年6月に久しぶりの試合を行い現役復帰、3回TKO勝利。
そして当時WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダーとのタイトル戦に臨みます。
この試合は引き分けで王座獲得に失敗するも、2年後に再戦。
この試合はフューリーが終始圧倒し、7回TKO勝利でWBC王座獲得。
翌年10月の第3戦目も11回KO勝利で防衛を果たしています。
ちなみに2019年にはWWEでプロレスデビューを果たしています。
3位 アンソニージョシュア【ボクシング】(約43億円)
3位はロンドンオリンピック金メダリストであり、ヘビー級世界三団体統一王者アンソニー・ジョシュア選手。
2012年にロンドンオリンピックで金メダルを獲得後、翌2013年にプロ転向。
転向後はKOの山を築き、2016年にIBFヘビー級王者に輝きます。
そして2017年にヘビー級の元絶対王者ウラジミール・クリチコと3団体統一戦で勝利。
IBFを防衛し、ついに、WBAスーパー王座,IBOヘビー級王者に輝きました。
ですが2019年にアンディ・ルイス・ジュニアに敗北しタイトル陥落。
そこから半年後のダイレクトリマッチで勝利し、タイトルを奪い返します。
ただ、2021年9月にオレクサンドル・ウシクに敗北し、また王座から陥落。
2022年8月に再戦が予定されており、そこでタイトルを奪い返せるかに注目です。
2位 サウル・アルバレス【ボクシング】(約46億円)
ボクシング世界4階級そして4団体統一王者という輝かしい実績を誇るアルバレス。
現在ボクシングP4Pランキング(全階級でハンデがない場合誰が最強かを比較するランキング)で1位です。
2005年に15歳でデビューし、2011年にスーパー・ウェルター級王座を獲得。
その後ミドル級、スーパー・ミドル級、ライトヘビー級と3階級を制覇し4階級制覇。
2021年はIBFスーパー・ミドル級王者のカレブ・プラントと4団体統一戦。
激闘の末11RにTKO勝利を果たし、史上7人目の4団体統一を果たしました。
この試合でアルバレスは46億円を稼ぎだしたと報じられています。
まだ31歳、今後もボクシング界で最も稼ぐ選手になる可能性が高い選手の一人といえるでしょう。
1位 フロイド・メイウェザー【ボクシング】(約200億)
1位は「Money」ことフロイド・メイウェザー。
世界5階級制覇王者であり、無敗のまま引退。
その後はエキシビジョンという形でボクサー以外とのボクシングマッチを行っています。
2018年にはRIZINに登場し、「神童」那須川天心と対戦し、那須川選手に何もさせず圧勝。
階級差があるとはいえ、日本格闘技界に衝撃が走りました。
その天心戦でも11億円というファイトマネーを稼ぎ出し、引退して尚「Money」の健在ぶりを誇示しました。
彼が稼ぎ出したファイトマネー最高額は2015年。
ボクシング史上最大の決戦「メイウェザーvsマニー・パッキャオ」です。
この試合でメイウェザーは200億円を稼ぎだしたと報じられました。
2022年9月には朝倉未来とのエキシビションマッチも予定されています。
プロを引退しても大金を稼いでいくでしょう。
世界の格闘家のファイトマネーはどれくらい?ランキングトップ10は? おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は世界の格闘家たちのファイトマネーのランキングトップ10をご紹介しました。
なんと、10人中8人がボクサー!
ボクシングがキングオブスポーツであることを実証した形になりました。
MMA(総合格闘家)も頑張ってはいますが、やはりボクシングは異次元の金額です。
中でもメイウェザーはずば抜けています。
最近もアメリカの有名Youtuberローガン・ポールとのエキシビジョンマッチで数十億稼ぎ出したとか・・・!
2022年9月には朝倉未来選手とのエキシビションマッチで日本に再び訪れます。
今回は一体時給いくらなのでしょうか。
日本人にも、いつか世界ランキングに入ってくるファイターが現れることを願います!
最後までお読みいただきありがとうございました!