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格闘家 / 指導者 インタビュー

プロレスリング【MAKAIプロジェクト】所属プロレスラー 新納 刃(しんのう はがね)さんインタビュー

 

今回のゲスト プロレスリング【MAKAIプロジェクト】所属プロレスラー 新納 刃(しんのう はがね)さん

 

1983年に愛媛県松山市で生を受けた新納 刃さん。なんと若干17歳でプロレスの武者修行に単身プエルトリコへ渡ります。2002年2月にはTAKAみちのくを相手にデビューして徐々に知名度を上げ、2007年にはディファカップで HARASIMA & 飯伏幸太 組(DDTプロレスリング所属)を破って優勝、飯伏幸太選手からインディペンデントジュニアヘビー級王座も奪取します。

2012年にはさくらえみがタイで旗揚げしたプロレス団体『我闘雲舞』のコーチにも就任、現役20年目の節目を迎えた現在は舞台やバンドでも活躍しています。

今回はそんなプロレスラーの枠組みを超えて益々輝きを放ち続ける 新納 刃 さんにインタビューをさせていただきました。

 

 

―― プロレスを初めたきっかけは何ですか?

 

小学生の頃に深夜テレビで新日本プロレスを見て育ちました。

 

格闘技は中学1年生から約5年間柔道を続けましたが、実は中学校からほとんど学校に行っていません。

 

柔道は部活ではなく町の道場に通い、その頃から道場でプロレスをごっこをして興味がありました。

 

でも家族は学校に行かないことを心配していたと思います。

 

父親には「何で行かないんだ」と度々言われましたが、高校にも進学せず早く働こうと思っていました。

 

中学卒業と同時に就職し、知り合いの工場で2年間真面目に働き、お金も貯まってきた頃プロレスの雑誌にアメリカのプエルトリコにプロレス道場が出来ると知りました。

 
 

「今行くしかない!」

 

 

と入門金も旅費も全て自分で払いプエルトリコへ旅立ちました。

 

初めての飛行機、初めての海外、しかも一人で!

 当時17歳だった私の思い切った挑戦でした。

 

 

―― よく17歳でプエルトリコに行きましたね。どんな環境でしたか?

 

入門テストなどはなく、道場までたどり着けるかがテストのようなものでした。

 

プエルトリコはアメリカでもメキシコ寄りで英語ではなく、基本はスペイン語を話します。

 

言葉はわかりませんが、道場は日本人ばかりでした。

 

イグアナがあちこちにいて気温も高く常に暑い国で、突然スコールが起きるなど日本とはだいぶ違い、治安が悪いので夜は外に出られません。

 

ただ、どこにも行けなかった分、プロレスの練習に集中できたと思います。

 

3ヶ月ビザなしで滞在し、一旦帰国。

 

その後ビザを発行してまた半年プエルトリコへ。

 

2002年2月に現地でレスラーとしてデビューすることが出来ました。

 

 

―― プロレスをはじめて良かったこと、魅力は何ですか?

 

プロレス業界自体は大らかで、多様性のある生き方を認め合っています。
一般社会ではお目にかかれないような人に出会えるもの面白いです。
自分自身も性格が良い方向に変わっていったと感じています。
よく言えば大らかに、悪く言えば大雑把?笑

 

世間にはいろんな人がいて、いちいちぶつかっても仕方がないと思うようになりました。

 

 

―― うまくいかない時の乗り越え方や対処法を教えてください。

 

さっさと寝て忘れることです。

 

 

―― プロレスに向いている人、タイプを教えてください。

 

周りの目を気にしないで「自分が1番!」と思って闘える人だと思います。
逆にそういったやり方が苦手な人でも、活躍する道があるのがプロレスの良い所だと思います。

 

 

―― 新納 刃さんはどちらのタイプなのですか?

 

私は自由にやりたいのでガツガツもしていませんね。プロレスは生活の一部で、全てではないです。ですから周りのことを見て特別目立つこともせず、今は中間管理職の役割でいいと思っています。

 

 

―― これから格闘技をはじめたい人へ一言お願い致します。

 

私は礼儀作法を学べたことが大きかったと感じます。

 

格闘技は鍛えるほど身体が大きくなり、自分に自信が着きます。

 

少なくとも未経験者よりは強くなりますが、どんなに強さを増しても社会的立場は何も変わりません。

 

傲慢になったら何も意味がないのです。

 

嫌なことがあっても乗り越えられ、心の余裕を持てるように生きて行ってほしいです。

 

プロレスには「プロ」って書いてあるけど、本当の意味でのプロにならなくても、興味があれば誰でも構えずチャレンジしてもらいたいです。

 

―― お休みの日は何をされていますか?

 

プロレスの試合後はよく寝て、よく食べます。

 

プロレス以外では、2年前に結成したバンド「Daisetz」でギターをやっています。

 

2022年7月31日に、神田のライブハウスで初めてのライブをしました。

 

 

 

―― 好きな本、漫画を教えてください。

 

小学生から読んでいた幽遊白書です。
ネットカフェに行くと片っ端からジャンル問わず読みます。
活字も好きで昔から父親に勧められた「走れメロス」など小説を読んでいました。

太宰治は暗いけど好きですね。

 

―― 尊敬している人、アスリートを教えてください。

 

私の名付け親であるMAKAI代表眞邊明人さんです。
 
これまで何度か環境が変わると名前を改名して来て、今の名前は眞邊さんが付けて下さいました。演出家、小説家、映像作家、研修講師と眞邊さんはいくつもの顔を持っています。とにかく行動力がすごいのでやると決めたらやってしまいます。働きすぎと思う程、命を削って色んなことに挑戦している姿に圧倒されます。私から見たら正反対の人です。今の私はなるべくゆるゆる生きていきたいと思ってしまいますから…。
 
あと同じMAKAI所属のプロレスラー兼女優の志田光さんです。彼女はアメリカと日本を往復する生活で、新団体AEW旗揚げ当初から活躍し、二つの団体に所属しています。舞台の役の上では絡むことが多いですが、いつもハードスケジュールを熟す力のある女性です。頑張ってほしいなと思います。
 
 

 

―― 座右の銘やモットーはありますか?

 

アントニオ猪木さんの「オメエはそれでイイや!」という言葉です。

色々な捉え方はあると思いますが、私はお前の好きにやれという意味で解釈しています。

 

―― 今後の目標を教えていただけますか?

 

全てにおいてプロレスもギターも上達したいです。

誰かのためにとかそういうことではない、自分の中で上手くなりレベルアップすることが楽しいから、自分自信が満足することが大事だと思います。

そんなに大きな目標ばかり掲げてプロレスをしなくてもいいと思っていますし、かといって私は辞めたいと思ったこともないですし、引退して花道を歩く自分のことも想像出来ません。

 

これからもできる限りリングに上がります。

 

 

新納 刃さん、この度はお忙しい中お時間・ご協力いただき本当にありがとうございました!

 

 

新納 刃さんが所属されているMAKAIプロジェクトは、音楽×演劇×格闘技が融合したエンタテインメントショーです。

 

プロレスラー・役者・ミュージシャンが演じる鶴姫・藤原純友・前田慶次・霧隠才蔵・風魔小太郎が迫力ある戦いを繰り広げます。

 

是非一度、足を運んでみてくださいね!

 

MAKAIプロジェクト

公式サイト:https://www.makaisyojyoken.com/
Twitter:@official_makai
Facebook:https://www.facebook.com/makaisyojyoken
YouTube:https://www.youtube.com/c/MAKAIch

 

 

<インタビュー&記事執筆:飯塚 まりな>

ライター・イラストレーター
インタビューを中心に活動中。
Web、フリーペーパー、書籍を執筆。
ほんわかしたイラストを描く。

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