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格闘技界のNews / YouTuber紹介

格闘技ジムの開業資金は?オーナーの年収やランニングコストを考察

 

街中でよく見かける格闘技ジム

 

 

ボクシングキックボクシング、最近では総合格闘技ジムまで。

 

様々な人々が色々な格闘技ジムで汗を流しています。

 

 

最近ではダイエット目的で格闘技ジムへの入会も増えているんだとか。

 

 

そこで思いました。

 

「最近格闘技人気出てるし、格闘技ジム開業したら儲かるんじゃない!?

 

 

ということで今回は素人が格闘技ジムを開業するために必要な開業資金。

 

オーナーの年収などについても推察していきます。

 

 

ジムを開業するために必要なものとは?

 

 

まず格闘技ジムを開業するために必要なものそしてそれを用意するために必要

なお金を考えていきます。

 

 

 

物件

 

まずジムを開業するのに必要なのは物件

 

 

今回は都内で開業するという設定で考えていきましょう。

 

 

初期費用を安くするために賃貸を想定します。

 

 

そして狙う物件も初期費用を抑えるために居抜き物件を狙います。

 

 

※居抜き物件とは過去に入っていたお店などの設備が残ったままの物件のことです。

 

 

そして集客を考えて駅から徒歩10分圏内と設定。

 

 

これらの条件で物件検索サイトで検索を変えていきます。

 

そうすると新宿高田馬場で徒歩6分、面積は約80平米の物件がヒットしました。

 

築年数は30年以上と少し古めですが、わがままは言っていられません。

 

通りには飲食店やコンビニなどのサービス店舗もあります。

 

肝心の家賃は38万5,000円

 

そして敷金が6か月の231万円

 

礼金が1か月分となっています。

 

内装工事

 

物件が決まりました。

 

 

それでは格闘技ジムを開業するために内装工事へと移っていきましょう。

 

 

居抜きで購入したとても格闘技は激しいスポーツ。

 

 

最低限怪我を防げるように床にはマットを敷く必要があります。

 

また、近隣への配慮として防音工事をしなければいけません。

 

一般的には内装工事には100万円ほどと言われています。

 

ここから+20万〜50万円ほど見積もっていればもしもの時に安心できるでしょう。

 

 

備品

 

物件も決まり、内装工事も終わりました。

 

安くありませんでしたが仕方がありません。

 

これでジム開業だ!

 

 

・・・いや待てよ

 

 

リングもミットもグローブも何もないぞ・・・。

 

もし「格闘技は身一つでやるんだ!」

 

なんてストロングスタイルな方がいらっしゃったら止めはしません。

 

ですが会員さんを抱えると考えたら最低限の備品の用意をお勧めします。

 

ざっと必要そうな備品を洗い出してみましょう。

 

  • リングorケージ・・・約100万円
  • グローブ・・・約1万円×個数
  • ミット・・・約1万円(2個1組)×個数
  • サンドバッグ・パンチングボール・・・約2万円〜4万円×個数
  • マット・・・8000円〜1万円(100cm×100cm 1枚)×枚数

 

ざっと考えてこれくらいは必要になるでしょう。

 

マットは敷地によりますが今回80平米を想定し80平米(8.94m)×10=約90枚とします。

 

ミットやグローブなども会員さんが増えたら買い増すとして最初は5個ずつ買うとします。

 

これで想定合計金額を約220万円ほどと見込みました。

 

 

想定初期費用は?

 

これで物件・内装・備品全て揃いました。

 

 

これに人件費などが発生いたしますが、今回は省きます。

 

 

想定初期費用合計金額は・・・

 

639万5000円!

 

 

もちろん単純計算ではあるので金額は上下することもあるとは思います。

 

しかし、最低限これぐらいは必要になると見込んでおきましょう。

 

主なランニングコストとしては家賃・光熱費といったところ。

 

次はそこを含めたオーナー年収を考察していきます。

 

オーナー年収は?

 

諸々の初期費用が算出できました。

 

ここまで読んでくださった方はこう思うかもしれません。

 

「初期費用はわかったよ。じゃ格闘技ジムをオープンしたらいくら儲かるの!」

 

という事で、最後に格闘技ジムを開業した場合大体いくらかかりそして儲かるのか?

 

ランニングコスト等と共に考えていきましょう。

 

ランニングコストはどれくらい?

まず月謝・入会金を設定します。

 

都内格闘技ジムの月謝・入会金を平均すると、入会金は1万円〜で月謝は1万円〜1万5000円ほどが多く見られました。

 

ということで想定入会金を1万円、月謝を間を取って1万2,500円と見積もります。

 

最初は会員さんも少ないでしょう。

 

でも、あなたの指導が評判を呼び会員さんが少しづつ増えてきたと想定します。

 

内装にもお金をかけたお陰か女性の会員さんの姿も・・・。

 

これでいくら儲ければ月々のランニングコストを相殺できるのかを考えます。

 

ますはランニングコストを計算。

 

家賃・・・38万5000円

 

人件費と光熱費を計算

これは先ほどお話しましたが、先ほど省いた人件費も考えましょう。

 

トレーナー、事務、その他もろもろ社員を約6名抱えたとします。

 

都内のジムインストラクターの時給最低が1050円〜2000円ほど

 

間を取って1500円ほどと仮定して、一人8時間×1500円=12000円

 

週休2日制度として、月に約22日ほど働いてもらいます。

 

22日×12000円=26万4000円×12か月=316万8000円

 

となりました。

 

6人とも平等に同じ年収にしましょう。

 

316万円×6人=1900万8000円

 

そして光熱費も毎月かかります。

 

80平米で24.2坪

 

10坪のオフィスで約2万円と言われているので、約2.5倍して5万円とします。

 

5×12=60万円

 

その他もろもろ広告宣伝費などもかかるでしょうが、ここでは割愛します。

 

人件費と光熱費だけで約2000万円ほどかかります。

 

 

会員数の推移をシュミレーションしてみる

ということは、会員さんが100人いたとします。

 

仮にその100人が1年間辞めずにジムに来続けたとすると、入会金が最初の月に100万円。

 

これは初期費用回収などもあるので省きます。

 

月謝1万2500円×100人=125万円×12=1250万円

 

これでは2000万円には届きません。

 

どうしよう・・・

 

広告宣伝はどうする?

 

「え?何もしてないのに口コミだけで会員さんが80人増えたって?」

 

こんな上手いことはないでしょうが、会員さんが180人に増えたとしましょう。

 

180×1万2500円=225万円

 

これを×12か月とすると2250万円。

 

これでようやく人件費と光熱費をペイできました。

 

宣伝広告費は節約して現代人らしくSNSでがんばります。

 

オーナーとしていくら欲しいかを考えればできれば社員たちよりは欲しい・・・

 

年収500万円と志は低いかもしれませんが希望します。

 

というとはその他の諸経費も考えて3000万円ほどの年間売り上げが無いとオーナーとして十分な収入は得られないとい結論となります。

 

 

格闘技ジムを開業するのは大変!?

 

ここまで素人考えの格闘技ジムの開業資金、オーナーの年収やランニングコストを考察してきました。

 

現実的にジムの規模や運営方法などでこの金額は変わってくると思います。

 

ここに設備が壊れた際の購入費などもろもろの経費など入ってくると難しくなります。

 

もしかしたらこれでは足りないかもしれません。

 

今回格闘技ジムに関する色々な事を調査して分かった事が一つあります。

 

素人が格闘技ジムなんてやるもんじゃない!

 

(ただし、格闘技業界への強力なツテや目を見張るような実績がある人は別かもしれません)

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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